奄美大島に移住するのはどうだろう?調べてみた~住居編~

奄美大島に移住するのはどうだろう?調べてみた~住居編~:アイキャッチ 実録:移住物語
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奄美大島はその広さゆえに、島のどこに住むか、どんな暮らしをしたいかによって、住居の選択肢もさまざまです。すでに移住してきている人も多く、またそもそも人口が減っているので空き家も一定存在しています。ただし、島ならではの注意点もいくつかあります。

住む地域によって状況がまったくちがう!奄美大島の住宅事情

空港からほど近い笠利(奄美市笠利)。太平洋側、東シナ海側の双方にアクセスしやすく、空港が近いこともあり、移住者に人気の地域です。海沿いにきれいな家が並んでいるな・・・と思ったら、「あんなとこ住むのは移住者だよ」という声が。そうだったのか。。。

その笠利から中心部である名瀬までの間にあるのが、龍郷町。こちらは来年大河ドラマでも取り上げられる、西郷隆盛が島流しにあっていた頃に滞在した地域で、こちらも人気の地域。

一方、南側で目立つのは瀬戸内町。こちらは移住者からの人気はそれほどでもないものの、マリンレジャーが盛んなため、奄美大島の海に魅せられた人たちはこちらに移住してくることが見受けられているのだとか。

これらの地域に総じて言えるのが、それほど都会ではないことと、帰省してくる家族のために家を空けているケースなどがあるため、空き家の情報が出回りにくい傾向にあるということ。また、地域行事や地域内のつながりも強い地域ですので、地区の中にコネクションができなければ家探しは厳しいのだとか。

でも家を必死で探しているうちに、学校の校長先生と出会ったり、たまたま空き家を持っている人と出会ったり・・・ということもあるそうで、最初からあきらめる必要はなさそうです。

そして、これらの地域とちょっと毛色がちがうのが、島の中心部である、名瀬。どう違うのかというと・・・?

隣の人はわからない?都会の雰囲気を纏う街、名瀬

奄美大島の中心部として栄えている名瀬(奄美市名瀬)。島で唯一と言って良い、自転車があれば生活できる街です。徒歩だけでは厳しいですが。

中心部はビルや飲み屋などが立ち並んでいるのですが、港がすぐそばにあり、海はもちろんすぐ見えますし、車を少し走らせれば海浜公園や海水浴場もあるので、海で遊ぶのには困りません。

この地域は、いくつかのエリアにさらに分かれているのですが、マンションやアパートなどを含め、不動産屋さんに出ている物件も豊富ですし、都会から移住する場合にはあまり違和感なく生活できる条件が整っています。市役所で聞いてきた話では、「隣が誰か分からない」状況がすでに起こっているのだとか。

ただ、新築であったりすると家賃はそんなに安くないので、要注意。設備が整ったきれいな建物がある裏返しでもあるのですが、家賃が思ったより高い!ということにもなりかねないので、要注意です。

まずは、住居のイメージを決めよう

その他、自治体で移住支援の一環として行っている抽選で住める格安の住居などもありますが、こちらは競争率が高く、子どもがいるファミリーでないと厳しそうなのが実情です。

まずは、どの地域に住むか、どんな家に住むか、現地を見回りながら決めていくのが良さそうです。海の近くがいいか、便利な場所がいいか、一戸建てがいいか、マンションやアパートがいいか、などなど、自分の住みたい場所や環境のイメージを明確にしてから探せば、良いところに巡り会えるのではないでしょうか。

僕も奄美大島に住むならどうしようか、妄想を膨らませております。笑