移住イベント「ふるさと回帰フェア2017」に行ってきた話。

移住イベント「ふるさと回帰フェア2017」に行ってきた話。:アイキャッチ 田舎・離島を考える
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先日、有楽町の東京国際フォーラムで開催された「ふるさと回帰フェア2017」。全国から350ほどの自治体が集まった、移住関連のイベントとしては最大規模のイベントだということで、軽く行ってまいりましたのでその様子を少しレポートしたいと思います。

ふるさと回帰フェアとは

北海道から沖縄まで、さまざまな地域の自治体がブースを出しており、そのブースに移住を検討している人が訪れて直接話をすることができるイベントです。住まい、暮らし、仕事など、リアルな話を聞くことができます。

さすがにこの規模で行われるのは1年に1度のようですが、とくに移住を検討し始めるような時期に、「どこに行こうか」「移住支援って具体的にどんなことをしているのか」「先輩移住者はどんな生活をしているのか」など、さまざまな情報収集をするのにはうってつけ。もちろん、すでに行きたい地域が決まっていれば、その地域のブースでより具体的な話を聞くこともできます。

東京国際フォーラムのイベントホールに多くのブースが並んでいますが、おおよそ地域ごとにエリアが決まっているので、そんなに迷うことはなさそう。また、資料コーナーなどをふらふらしていると、「話を聞いてみませんか?」と声をかけてもらえる場合もあるので、まずは会場内を巡ってみると良さそうでした。

気になった地域

石垣島

これ、意外だったんですが、石垣島はブース出していました(沖縄本島は沖縄県が出してました)。宮古島と同じ八重山諸島の石垣島ですが、話を聞いていると宮古島とは異なり、移住受け入れも積極的というか、そもそも3割くらいは移住者だそう。

都市部も集中しているので、そのあたりに住むと生活も不便はない(ここは宮古島と似ている)そうで、仕事もたくさんあり、最近では賃金もずいぶん改善されてきたのだとか。

ただ、住居がないというのは宮古島と同様に課題のようで、こればっかりはタイミングがないとなかなか…という話のようでした。移住しやすさという面では、宮古島より状況は良いかもしれません。

周防大島

瀬戸内海に浮かぶ周防大島。行った時間帯はブースが激混みで話はできなかったのですが、島の暮らしを楽しめ、位置的にもアクセスが良いのが特徴です。人口は約2万人くらいのようですが、橋で本州側(山口県)と地続きになっています。島時々半島ツアーという、暮らし体験のツアーなども計画されているので、興味がある場合は一度行ってみるのも良いかもしれません。

養父市

僕の地元でもある兵庫県の養父市。テーマは「なにかと読めないまち」だそうです。はい。…。

このあたりはスキー場が多い場所で、雪が降り、農林業が盛んな地域です。いつから養父市になっていたのか分からないのですが、そういう街です。良ければぜひ一度調べてみてください!

まずはイベントに行ってから考えるのも手

なんとなく移住とか、田舎暮らしとか、興味があるけど一歩が踏み出せない!

そんなときにはこういったイベントに一度足を運んでみてはいかがでしょうか。ひとつひとつ場所を探すよりも、一度に広範囲について情報を集めることができます。ただし、じっくりブースを回りながら情報収集したい場合には、時間がかかることを計算のうえで参加しましょう。