奄美大島に移住するのはどうだろう?調べてみた~生活編~

奄美大島に移住するのはどうだろう?調べてみた~生活編~:アイキャッチ 実録:移住物語
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さて、奄美大島です。今回は奥さんが同行できるのですが、その代わりわずか2日間しか滞在期間がありません。もっというとほぼ24時間しか滞在できません。これは大変だ。

奄美大島は広いですが、1市2町2村、約6万人が暮らしている島。いくらなんでも生活に必要なものは一通り揃っている…はず。はずです。実際のところ、どうなのでしょうか?

名瀬周辺なら生活必需品は事足りる奄美大島

奄美大島でもっとも都会なのが、名瀬。現在は奄美市の一部となっている、もとは名瀬市という市の中心部は、飲食店なども多く、このエリアだけを移動するなら自転車でも大丈夫、というエリアです。

その名瀬を取り囲むように各主要道路沿いに配置されているのが、タイヨーという大型スーパー。食料品はじめ、生活用品はここで物足りるようです。名瀬からは車があればどこでもそんなに時間がかからず行けそうですし、その他の各地域からは(場所によって時間はかかりますが)市街地まで行かずとも買い出しができるという素敵なシステムなようです。

それから、北部の龍郷町に座するのがビッグツーという大型スーパー。こちらは食料品・生活用品にとどまらず、お土産からガーデニング用品や衣料品までなんでもござれの大型店です。観光客もお土産などを買うために立ち寄ることがあるそうです。

また、グリーンストアという24時間営業のスーパーがあったりと、地域密着型の店舗の利便性が高いのが特徴。全国的なチェーンでは、マツモトキヨシやゲオ、TSUTAYAにエディオン、ヤマダ電機に西松屋…と揃っていますが、ユニクロ的なものはないのかな、というところでした。

ちなみに、コンビニはそんなに見かけませんでした。面積に対して店舗数は少ないかもしれません。ファミリーマートはあるようですが、その他の大手(ローソン、セブンイレブン)は進出していなさそうです。とはいえまあ、少なくとも生活にはまったく困らない環境ですね。ただし基本的に車は必要だと考えたほうが良いでしょう。

観光地価格ではなさそうだけど、物価はべつに安くない

物価の話でいうと、そんなに安くはない印象でした。モノによりますが、生活用品なんかは東京近郊とそんなに変わらない、ただしファミリーサイズみたいなお得サイズの品揃えが良いかな?という程度。

食料品なども、離島で価格が上がりやすいもの(米・牛乳など)は高い傾向に。あと意外ともやしが高かったりしました。野菜や肉などは九州から運ばれてきているようでしたね。生活費が安く収まるのは、人間関係があったりしていただきものが出るケースとか、自分で釣りや家庭菜園などでゲットできるケースのように、食費がおさえられる場合ということになりそうで、ふつうに暮らしていればそんなに物価は変わらないと思います。

あ、でも飲み屋さんは安かったかもしれない。お酒飲みには良い環境ではないでしょうか(笑)。

生活面を左右するのは、島のどこに住むかというコト

生活のしやすさという意味では、何を取るかという部分もあります。いわゆる、海からすぐの田舎暮らしみたいなものに憧れる場合には、多少こういう都市部は遠くなりますし、一方である程度現実的に住宅街に住むとすると、便利で生活には困らないけど、離島の田舎暮らしへのあこがれすべてを満たすことはできないかも…といったところでしょうか。

自分が何を求めるのか、何を選ぶのかをじっくり検討して考えてみるのが良いと思います。ちなみに我が家の場合は、都市部に住むチョイスになりそうです。都会から引っ越す場合には、あまり違和感なくすっと入れそうという安易な理由ですが…。