奄美フォレストポリスで、世界自然遺産の自然を満喫

奄美大島で遊ぶ
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世界自然遺産となった奄美大島。奄美大島といえば珊瑚礁に囲まれた青い海の広がる南の島、というイメージも強いかもしれませんが、実は世界自然遺産となったのは亜熱帯原生林が広がる山。

そんな奄美大島の自然を満喫できる、広大な森林公園「奄美フォレストポリス」を今回はご紹介します。

奄美フォレストポリスとは

奄美フォレストポリスは、奄美大島の中部に位置する大和村にある奄美大島で最も高い山、湯湾岳の麓に広がる福本盆地に整備された広大な森林公園です。

広場や遊具、フィールドアスレチックなど、子どもたちも楽しく遊べる「ふれあいゾーン」、池や広場で昆虫や水棲動物などの生き物に会える「水辺のゾーン」、滝があり川遊びも楽しめる「渓流ゾーン」の3つのエリアに分かれており、サッカーやラグビーなども行われるグラウンドやグランドゴルフ場などもあります。

食事ができる茶屋、バーベキューもできるオートキャンプ場、宿泊できるバンガローなど、じっくり滞在してレジャーを楽しめる施設も用意されています。

奄美フォレストポリスの見どころ

広大なフォレストポリス、その見どころは多岐に及びますが、なんといっても外せないのは山中にある森林公園ならではの一面に広がる山林の多様な植物とそこに暮らすさまざまな生き物たちといった、手つかずの自然です。

公園内の散策路を散歩するだけでも空と風と緑と鳥の鳴き声を感じ、自然のど真ん中にいる非日常感が味わえることまちがいなし!

それに加え、マテリヤの滝をはじめとする水辺や川で遊べるのもフォレストポリスの魅力。特に夏の暑い時期は、木陰で休憩しつつ水遊びができる(しかも海より水が冷たいし塩水じゃない)のが良いところです。

さらに、アマミノクロウサギを探せるナイトツアーに出かけたり、トゥクトゥクで自然を楽しむツアーもあったり、夏には川辺でホタルを見ることもできます。

バーベキューやキャンプを楽しめるだけでなく、オートキャンプ場やコテージもあるので、家族連れで宿泊してのんびり自然を楽しめるのもグッドなポイント。

もちろん、普通に広場の遊具やアスレチックで遊んだり、茶屋でのんびりお茶やご飯を楽しむのもOK。めちゃくちゃ広いので、迷子にだけはならないよう気をつけて・・・(あと、ちょっと道を逸れるとハブに出会う確率が高いので要注意)。

奄美フォレストポリスへのアクセス

奄美フォレストポリスに行くには、車で名瀬方面(奄美市名瀬)から大和村方面に向かって県道79号線方面を進んでいくことになります。その他の交通手段は使えないと思っていた方が良いです・・・。

奄美フォレストポリスにつながるルートは複数あり、カーナビやスマホの地図アプリでうっかり目的地だけセットして行こうとすると、距離的には確かに近いもののめちゃくちゃ細く険しい山道を進む羽目になります(経験があるのですが、本当にこのまま山中をさまよったらどうしようって絶望するくらいの道です)。

いちばん行きやすいのは、大和村の村役場を越え、大棚から山を登り、マテリヤの滝を通ってフォレストポリスに進むルート。最初に目的地にマテリヤの滝をセットしてしまうのもありです。

ちなみに、ピクニックやバーベキューをしたい場合には、飲食物は名瀬で調達していくのがおすすめ。「近くにコンビニくらいあるでしょ」が通用しない立地なので、十分ご注意ください。

また、周辺は本当に山しかないので、茶屋でご飯を食べようと思っていて店休日だったりするとなかなか大変です。営業状況などは事前に確認したうえで遊びに行くのがオススメです。