先日、奄美まつりの話をしましたが、奄美市は実は他にもお祭りがあります。ええ。これにはふかーい訳が…とか、もったいぶってみてもしょーがないのでネタバレしますと。
そもそも奄美市という市はなかったんです…!
そう、平成の大合併とかいわれるやつですね。
奄美市は名瀬市、住用町、笠利町が合併しできており、ゆえになぜか(龍郷町が意地を張ったため)飛び地になっていたりもします。
僕に言わせればこの人口減少するご時世に意地を張って1自治体にならないとかナンセンスなんですが、まあそんなことが分からなかったり、島特有の事情があったりするようで。
戦略的には選択と集中がしやすくなる方がいいに決まってるんですけどね。
関係ない前置きが長くなりましたが、そんなわけで奄美市だけでももともと3つの自治体が集まっていることもあって、夏のお祭りも3つあるんです。
奄美まつり、三太郎まつり(住用)、あやまるまつり(笠利)。ちなみに2018年はあやまるまつりが台風で2週間延期になりました…。
さてさて、そんな夏は祭り!の奄美大島、今回は住用の三太郎まつりにちょこっとだけ遊びに行けたので、その模様を簡単にまとめます。
住用三太郎まつりって?
住用三太郎まつりは、住用の内海公園の自由広場というところで行われます。駐車場が3つに分かれていて、南に下って帰る(瀬戸内方面)車向けの第1駐車場、北に上がって帰る(名瀬方面)車向けの第2駐車場、そしてその2つが埋まった時のための第3駐車場(内海公園)となっています。
余談ですが、名瀬方面から行くと一番最初に出会うのは、会場から一番遠い第3駐車場となります(シャトルバスがありますが)。僕も前の車につられて間違えて入りそうになりましたが、やっちまったかなーと思いながら進んでいくと、近い方の駐車場になんとか空きがあって入れました(笑)。
本題に戻りまして。祭り自体は朝の9時からで、プログラムはこんな感じです。
- 相撲大会
- 綱引き大会
- 芸能ステージ
- お楽しみ抽選大会
- 八月踊り
- 花火大会
いやー、朝イチ相撲大会から始まるあたりが、奄美大島らしいというか。なんというか。朝9時から夜9時まで、なかなかハードなお祭りです。
住用三太郎まつりのフィナーレ、内海公園からの花火はすばらしい
さてさて、我々は19時半くらいに現地に到着しましたので、もうおまつりのメニューはラストの八月踊りと花火大会を残すのみ。まあ、花火めあてで行こうかねー、くらいの軽いノリで来ているわけです(大体名瀬から30分くらい)。
屋台で飲食物を確保し、レジャーシート広げてのんびり。思ったより人は多くて屋台は混んでいたりしました。
そうこうするうちに八月踊りが終わり、フィナーレの花火へ。
…おや?
すぐそばの内海公園から打ち上げられるため、近くに上がり思ったよりも大迫力。
山陰をバックに、花火が映えます。これは行って良かったパターン…!
数や大きさは有名な花火大会に比べるものではないですが、そんなに人口密度が高くなく、心地よい風が吹いていて、お酒を飲めて、迫力ある花火が見られれば、それ以上贅沢する必要はないのではないでしょうか。
ちょうどお盆休みに近い時期に行われるようですので、夏休みに奄美に遊びに来る、というような方は、ちょっと足を伸ばして楽しんでみてはいかがでしょうか。