奄美自然観察の森で、自然と絶景を満喫しちゃおう

奄美自然観察の森から眺める龍郷湾 奄美大島で遊ぶ
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島ならではの気候とその環境が育んだ独自の生態系が注目され、世界自然遺産の候補地ともなっている、奄美大島。

そんな奄美大島の自然を堪能できる場所があります。その名も「奄美自然観察の森」。島といえば海!というイメージが強いかもしれませんが、山や森が深く、そこに大自然が広がっているのが奄美大島。

「奄美自然観察の森」は手つかずの亜熱帯の森の中を楽しめる、いや本当に手つかずすぎてびっくりするかも?な広大な森林公園です。

奄美自然観察の森とは

奄美自然観察の森は、奄美大島の北部、龍郷町にある自然観察用に整備された公園です。実際に行ってみると公園というよりただの森という感じもするかもしれませんが…。

森林浴を楽しみながら島ならではの大自然を楽しむことができる遊歩道が園内に整備されており、ふつうにまわれば1時間程度のコースとなっています。入場は無料、事前に連絡してガイド(有料)を予約すれば、ガイドがさまざまな見どころを案内してくれます。

奄美自然観察の森の見どころ

自然観察の森は、亜熱帯広葉樹の森。さまざまな独特の植物を楽しめます。とくに1月後半~2月前半にかけては一面に咲くヒカンザクラが壮観です。

さらにこの森はバードウォッチング愛好者に大人気のスポット。奄美大島の固有種ルリカケスをはじめとする、美しい鳥たちを観察し、そのさえずりを楽しむのにもオススメです。

そしてもう1つは、山の上に位置するということもあり、展望台から絶景を眺められるということ。なかでもドラゴントリデという一番高い展望台からは360°のパノラマビューが広がっており、直下に見下ろすことができる龍郷湾の美しさはなかなか見ることができない絶景です。天気が良い日には、湯湾岳や喜界島まで見渡せるかも…?

奄美自然観察の森にあるドラゴントリデ

奄美自然観察の森へのアクセス

奄美自然観察の森に行くには車を使う必要があります。いちばん分かりやすいのは、龍郷町役場のある交差点を空港方面から来ると右(逆に名瀬方面からの場合は左)に曲がり、県道81号線を進むルート。

県道81号線を進んでいくと「奄美自然観察の森」という分かりやすい看板が出てくるので、看板にしたがって左に曲がり山を登っていきます。途中に分かれ道が出てくるところを右方向に進んでいくと、駐車場に出ます。山道の運転となるので気をつけましょう。

あと、奄美自然観察の森は9時~16時までなので、ゆっくり楽しみたい場合には朝から行くのがオススメです。山の中、かつ公園自体に売店などはないので、1日ゆっくり過ごしたいという場合には食べ物や飲み物は予め調達したうえで遊びに行きましょう。