移住のための退職交渉のリアル:ブラック企業Uの場合

移住のための退職交渉のリアル:ブラック企業Uの場合:アイキャッチ 実録:移住物語
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移住するとなると、通常、今の仕事を退職して、移住先で新たな仕事を見つける必要があります。

私自身はWeb・マーケティング関連の仕事なので、会社に所属できるかはともかくとして、業務委託やクラウドソーシングなど、生活に必要なお金を稼ぐ仕事をする、というのはなんとかなりそうです。実際、移住しやすい仕事だと言われますし。

また幸いなことに現在所属している会社の経営陣に大事にしていただいていて、特に社長が応援してくれているので、退職するにせよ、どうするにせよ、そんなに大きな問題はないのが現状。ここにストレスがかからないというのは、本当にありがたいことで、(まあいろいろな問題もある会社なのですけれど)良い会社に入れたと感謝しています。

一方で、まったく応援してくれないうえに、横柄な対応をする会社もあります。それが我が家の奥様(美容師)が直面した現実なのですが、今日は本当に腹立たしいそんな話をしてみます。こんなくだらないことが障害になることもあるのだ、こんなケースも起こり得るのだという参考になればと…。

ちなみにそのブラック企業Uはこちら

12月退職希望が3月になる不思議

まず第一の事件。

11月前半に12月の退職希望を出したら、「3月までは辞めさせられない」と。

12月末で退職し、1・2月で家&職探し(現地)をし、3月前半(引っ越し費用が上がる前)に引っ越しを完了し、4月から落ち着いて新天地での生活…という計画だったのですが。

3月末までこっちにいるとなると、もろもろの予定がすべて狂います。

というかそんなお店の、会社の都合、うちの家族には関係ないわけです。だが我が家のお人好しの奥様、みんなが困るのもお客さまに迷惑をかけるのも嫌だから…と。

譲歩案として、1月・2月に有給消化を前倒し(合計10日程度)、その間に家&職探しを進めて、4月後半に引っ越すというプラン。よって、「3月末まで働くのはOKだけど、これこれで1月・2月に有給消化をさせてください」と打診。

従業員の家庭の事情は関係ない、従業員は会社の都合を優先しろ

そこで第二の事件。

「家庭の事情など知らん。前倒しの有給消化は認められない」と。この横柄なお返事。何様のつもりなんでしょうねえ。

はあ?ふざけんなよ。マジで。じゃあ12月で辞めよう。そうしよう。内容証明郵便送ればいい。うん。

とはいえお人好しの奥様、もう3月まではあきらめて働く…と。いやね。お人好しにもほどがあるでしょう。もう。

こうして我が家の2018年のスケジュールは某U社によってガタガタに破壊されてしまいました。

仕事・引っ越しなどもろもろの要素が複雑に絡み合う移住においては、数ヶ月のズレといえど、その歪みが負担となります。

その負担を背負うのは、移住者自身。自分がくそみたいな会社にいると、その負担が自分や家族にのしかかります。

穏便に辞めたければ有給消化はこちらの提示に従え

そして第三の事件。

「結局有給全部は消化できないらしい」

もうね、アホかと。(消化できるのは40日中20日程度の模様)

まあ、有給消化できない会社なんてたくさんあるので、一定消化できる分マシじゃん…と思うかもしれませんが、その思考こそがそもそも間違いですよね。

しかも「穏便に辞めたければ有給消化の日数くらい折れろ」みたいな、半ば脅しですからね。

どうせ労働基準局とかタレ込んでもあのお役所仕事さんたちは動かないだろうから訴えてないですが。

裁判したら勝てるんじゃないかな、この流れ。とか思っています。

なんにしても、どんな会社で働いているかで、移住に向けた流れやスケジュールに影響が出る可能性もあります。移住はただでさえ経済面はじめさまざまな負担が生じるので、スケジュールがズレることにより、余分な負担が生じるのは避けたいところでもあります。

働き方改革が叫ばれるご時世とはいえ、まだまだクソみたいな経営者も会社も存在することは、忘れないようにしないとなあ、と思う今日このごろでした。