移住先の有力候補として、奄美大島へ現地調査に行く話。

移住先の有力候補として、奄美大島へ現地調査に行く話。:アイキャッチ 田舎・離島を考える
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移住する候補地のひとつにあがっているのが、奄美大島。候補地はいくつかあがっているのですが、すべて行くとそれだけで破産してしまうわけなので、あがっている候補地の中から絞り込んで、本当に行きたい×行ける可能性が高い場所に絞り込まねばなりません。このあたり、離島だと旅費だけでもなかなかの金額になるので(どうしても飛行機代とかは高くなるのです…)、難しいところだったりします。意外と苦労しています。

さて、その中で候補として考えている奄美大島。いったいどんな場所なのか。実は今回訪問するにあたり、ねりやかなやというサイトを通じて、現地の移住支援に取り組まれている方々に相談させていただいており、そこから情報を送っていただいたので、この記事で奄美大島の概要についてまとめてみたいと思います。

東洋のガラパゴス!奄美大島、奄美群島

奄美大島は奄美群島の最大の島です。奄美群島には合計12万人ほどの人が住んでおり、奄美大島には6万人ちょっと、その他では徳之島(約25,000人)や沖永良部島(約14,000人)などが比較的規模の大きな島になっています。

鹿児島県に属する奄美群島ですがその一番南側になる与論島は、もう沖縄本島の目と鼻の先といえるくらいすぐ近く。したがって、文化としては琉球文化の影響を色濃く受けているようです。いただいた資料を見ると「古き良き沖縄が残る島」と書かれていたりします。

ちなみに奄美大島は、本州など主要4島(北海道、本州、四国、九州)と北方領土を除くと3番目に大きな島です(沖縄本島→佐渡島→奄美大島)。天然記念物や絶滅危惧種の生物も多く、世界自然遺産をめざす取り組みがなされている、東洋のガラパゴスと呼ばれる島。

わー、書いてるだけで興奮してきた。

奄美大島が候補となっている3つの理由

そんな奄美大島への移住を考えているのはなぜなのか。理由はなんだか語りだすときりがない気もするのですが、大きなところを3つあげたいと思います。

島の規模が大きい

前回訪問した宮古島にも共通するところですが、奄美大島も名瀬(奄美市)を中心に一定の規模の都市機能を持っています。人口がそれなりに存在するところは、生活するのに必要な環境や機能が整っているということ。

これは結構行き先の候補を絞るうえでは重要視しています。ないものはないもので、住めば都、慣れればOKという面はもちろんあるのですが、家族で住みやすいかとか、生活するのに不便じゃないかとか、病院など医療機関が(ある程度)整っているかといった、「不安なく暮らせる」かは長く暮らすことを考えると大事かなと思うわけです。

奄美大島の場合、逆に広すぎるのが少々難点(住む場所によっては都市部が遠い)ですが、そのあたりは現地で感覚的なものがつかめれば大丈夫だと信じています…。

移住の受け入れ体制が充実している

冒頭でも触れていますが、移住の支援体制が整っているというのは大きな理由のひとつです。やっぱり自治体とか、支援団体とか、そういうしくみがあるというのはすごくありがたいことです。土地勘も人脈もないし、文化や風習もわからない。そんないわばよそ者を、受け入れる体制があるかないかで、移住しようという側にとってはぜんぜん違う状況となります。

また、そのようなしくみを使ってすでに移住した先輩がいるということも心強いこと。どんな場所であれ、異なる環境に移るというのはやはりストレスがかかる、大変なことなわけで、そういう苦労をすでに経験した人とつながりやすくなるのもメリットだと思います。とはいえこのあたりが本当にメリットなのかは、現地に行って確認するしかないんですけどね。

山も海も森もある、自然の豊かさ

東洋のガラパゴス、世界自然遺産をめざす奄美群島。といえば、もう説明の必要はないかと思いますが、奄美大島は大きな島であるゆえに、海に囲まれつつも山もあり、さらに日本では西表島に次ぐ規模のマングローブもあるという、南国の自然をぎゅっと詰め合わせたような島です。海だけでなく、さまざまな自然が楽しめるというのは、長く暮らしていくことを考えると大きな魅力です(まあ、きれいな海があれば飽きないだろうとは思っているんですけどね)。

亜熱帯気候である一方、降水量が多かったり、台風に襲来されやすかったりという心配もありますが、そのあたりの生活感は現地で見聞きしてみるしかないところ。また前述した点ですが、経済発展がどんどん進むという方向ではなく、自然とともに古き良き文化が残っているというのもポイントとして考えていて、このあたりも実際どうなのか、現地で見てこようと思っています。

奄美大島が実際どうだったのかは、またレポートしたいと思いますので、お楽しみに!