宮古島へ移住するのはどうだろう?調べてみた~生活編~

宮古島へ移住するのはどうだろう?調べてみた~生活編~イメージ 実録:移住物語
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さーやってきました宮古島。といっても今回の旅の目的は、移住の準備です。そう、海でワイワイ遊んでいる暇はないのです。というかそれ以前に独りだから海で遊んでも寂しいし…。
※奥さんは仕事のため同行できず

さておき、今回の記事では宮古島に行って調べてみた、生活面の情報を自分の備忘録としてまとめたいと思います。もし同じようなことを考えている方がいれば、なにかの参考になればと思います!

買い物には困らない!たぶん、みんなが思っているより便利な宮古島

離島のイメージが強すぎるのか、「あんな不便なところで生活できるの?大丈夫?」みたいなこともよく言われるわけなのですが。首都圏の人から見るとどうも寂れたスーパー(という名の個人商店)くらいしかなくて、コンビニなんてないような場所だと思われているのでしょうか。

でもよーく考えてください。宮古島市の人口は5万人以上。その中心部ともなれば、それはそれなりの都市機能を備えていますよ…?(注:前述のイメージは、もともと橋でつながっていなかった伊良部島だと大体合っているかも)

地元の大きなスーパーに、イオングループも。しかも24時間営業とか…

地元のサンエーという大きなスーパー。ここは衣料品なども扱っているスーパーです。雰囲気的には僕が板橋駅の近くに住んでいた頃によく行っていたコモディイイダみたいな感じ(っていっても伝わらないよね…)。

無料の駐車場も広く、市街地の中心部に位置しています。平日の日中でしたが、夏休みということもあり、なかなかの賑わいを見せていました。なぜか観光に来ている中国の方も多かったですが、それだけ人が集まる場所だということなのでしょう。サンエーはその他にも数店舗、中心部周辺にあるようです。地元のスーパーだけに、地元の食材なども仕入れられていたのが印象的でした。

それから、イオングループはマックスバリュも進出しています。こちらは24時間営業で2店舗あります。ただマックスバリュは地元の食材は少ないイメージで、全国各地からお取り寄せの食材がたくさんという感じです。マックスバリュ自体は食品スーパーなのですが、イオンタウンと銘打って他のショップとの複合施設を形成しています。

ドラッグストア、ヤマダ電機、ヴィレッジバンガード、ゲオ、マックハウスなど、複合施設内に併設されているお店もさまざまで、ここにくれば普段の生活では困らなさそうなイメージでした。でも、それだけじゃないんです。
※併設されているお店は2箇所あるイオンタウンでそれぞれ異なります

ドンキホーテ最強説。TSUTAYAもあるし、しまむらもある。

宮古島のドンキホーテ。ここは最強かもしれないです。東京のドンキホーテよりはるかに広々として買い物しやすいスペース。生鮮品まで取り扱う品揃え。東京でも見ない規模だと思います。もうこのドンキホーテになければないものはないからしょうがないんじゃないかと(笑)。

その他にもTSUTAYAやしまむらもあり、あともはや東京関係なくなっちゃった東京靴流通センターもありました。観光地だからこそ暮らしている人口よりも実際に滞在する人の数が多く、採算が取りやすかったりして、ショッピングに困らないようになるのかもしれませんね。憶測ですが。

コンビニだっていっぱいある!あなたとコンビニ、ファミリーマート

コンビニも宮古島にはたくさんあります。昔はココストアだったのに、今回見るとファミマばっかり。なんでだろうと思って調べてみたら、吸収合併していたんですね、納得。意外とコンビニは地元ならではの商品がいろいろ置いてあったりしておもしろいです。

コンビニも基本的には24時間営業なので、思ったより早く閉まってしまう…ということもなさそう。ただ、さすがにコンビニがあるのは街の中心部からやや郊外くらいまでで、島のどこに住んでもコンビニがそこそこ近くにある…というわけにはいかなさそうですが。

便利は便利。ただし、物価は観光地価格。そんなに安くない

こうして見るだけで、「何が足りないんだっけ」という宮古島。原宿や代官山のようなオシャレなお店はありませんが、まあそれは大都市圏以外はだいたいそうなので、離島ならではのないものというのはほとんどなさそうです。あ、牛丼屋がないとは言ってました(ファミレスやマックやモスバーガーはある)。

便利は便利なのですが、田舎暮らしに期待されがちな、物価が安くて暮らしやすいというメリットはあまりないそう。観光地として発展するとともに、物価は上昇しているそうで、現地は「給料は安いけど物価は高い」という状況になっているようです。スーパーもドラッグストアも、そういえば価格は東京や横浜とそう変わらなさそうでした。ものによっては、高いものも(牛乳や米など)。

生活する際には車に乗れれば不便はない。逆に車に乗れない場合は、相当住むエリアが限られますが、それでも中心部であれば、住めなくはないと思います。一方で、物価も安くないため、生活費はある程度見込む必要がある、というのが宮古島を右往左往して僕が得た感触です。不便を我慢しなくて大丈夫というだけで、ずいぶん安心できるかな、と。この話を東京戻ってきてから、宮古島に行ったことのないまわりの人にすると、たいていの人は驚いてましたが…。