地方移住するなら、二段階移住を考えると良いと思う話

移住するなら、二段階移住を考えると良いと思う話:アイキャッチ 実録:移住物語
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二段階目を実行するかどうかはともかく、二段階移住って考え方は都会から地方や離島に移住するならとても良いと思うのです。

何事もやっぱり、急激に変化させすぎるとついていくのが大変になりますから。というわけで、今日は二段階移住のお話をしてみたいと思います。

二段階移住とは

いきなりですが二段階移住ってなんやねん。という説明が抜けてましたね。

移住する際には、たとえば僕のように「きれいな海サイコー!」と思う人の場合、もう歩いて1分プライベートビーチ、海の見える一軒家!みたいなところが理想。

ただ一方で、いきなりそういう理想の立地や家が見つかるかどうかというお話があったり、理想的な場所はクセが強すぎる(ムラ文化が激しい)場合も。

どんなに立地が理想的でも、カルチャーショックを受けて現地になじめなければ住み続けることは難しいでしょう。

というわけで、いきなり理想の地に行く、というのはなかなか難易度が高いわけです(人と場合によりますけど)。

そこで、まずは引っ越しやすい、比較的街の中に移住して(一段階目)、そこから人脈作りや理想の土地・家探しをする(二段階目)。

という流れで移住をするのが、二段階移住と呼ばれるものです。

わかりやすくまとめてしまうと、「まず行きたい場所のとっつきやすい街ナカに住む」→「より過激な秘境に移る」みたいなお話、ですね。

二段階移住のメリット・デメリット

二段階移住のメリットは、やはり地方の中でも比較的生活しやすい場所に軟着陸することにより、生活を「ゆるやかに変化させられる」ということ、それから「その後の選択肢を豊富に持ちやすいこと」ではないかと思います。そのまま田舎の都会に居着くもよし、もっと激しい本格的な場所にチャレンジするもよし、状況次第で考えられるという。

一方でデメリットは「生活のちがいがわかりにくい」こと。理想としていた移住生活とギャップが生じて「これなら東京いたほうが良かった…」とか思う可能性もなくはないちという。あとは、一段階目で満足しちゃうかもしれないっていうのもデメリットっちゃーデメリットでしょうか。

ただ、基本的には都会→地方に移住する上では、二段階を見据えて、まず一段階目として生活しやすい、今の生活とのギャップが比較的少ない場所を選ぶ方がメリットは大きい気がしています。

二段階移住をすることにした理由

で、我が家の場合。奥様が人生のほとんどを横浜という日本トップレベルの都会で過ごしてきており。

いきなり離島のムラに飛び込むのは、たぶんむりです。都会っこだし。根性ないし。笑

そんなわけで、我が家は二段階移住が最適ではないかと思っており。奄美大島の中ではもっとも都会である中心部、名瀬に進出する予定です。

名瀬にする理由としては、生活のギャップ、文化のギャップ、生活の利便性、家の探しやすさ、、、等々、理由をあげればキリがありません。なにより、それでも30分も車で走ればマングローブもあるし、美しい海岸もいくつもあるんです。これが奄美大島の良さではないかなと思います。

奄美大島は二段階移住に最適!?

奄美大島は名瀬という中心部があり、ここが一段階目に最適です(とはいえ車は必須)。

第二段階は瀬戸内や笠利など、海のキレイなスポットがたくさんあり、名瀬で島の雰囲気に慣れて、ちょいちょい遊びに行きながら人脈を作って、より海のキレイなリゾートスポットに移住することももちろん可能。なんなら、加計呂麻島や徳之島など、周辺の島に行くのもありかもしれません。

二段階移住しつつ理想のリゾートライフを手に入れるなら、奄美大島は島の特徴や雰囲気としてこのうえなく適しているのではないかと思います。あとは僕が有力候補としていた宮古島ももちろん同じことが当てはまります(平良→伊良部とか)。

今後移住を検討する方に、少しでも参考になれば幸いです!