宮古島へ移住するのはどうだろう?調べてみた~環境編~

宮古島へ移住するのはどうだろう?調べてみた~環境編~:アイキャッチ 実録:移住物語
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宮古島といえば、「きれいな海に囲まれている島!」というイメージはおおよそ一般的なものではないでしょうか。しかし、移住するならどんな環境なのか、海以外の情報もおさえておきたいなあ、と思った僕の視点から、簡単にまとめてみたいと思います。以前の記事で書いている内容もありますが…。

海、山、川、気候…宮古島の自然環境は?

宮古島でまず気づくのは「高い山がない」ということでしょう。つまり、宮古島で住んでしまうともう山は(日常的には)見られないということになるわけです。クライマーにとっての夢は破れてしまうので、山が好きな人は他の島の方が良いかもしれませんね。といっても沖縄自体で最も高い山が高尾山より低い(石垣島の於茂登岳:525.5m)のだとか…。

ちなみに宮古島で最も標高が高い地点は110mくらいの地点だそうです。基本的に琉球石灰岩が隆起してできている丘陵地で、平坦ですが、中央部などは多少アップダウンがあったりします。

それから、川がないというのは他の島とも違うところみたいですね。川がないことによって、泥がゴミが海に流れ込まず、まわりの海がきれいなのだとか。ちなみに、水源は地下水となります。もともとは湧き水を使っていたようですが、いまは巨大な地下ダムが水源となっているそうです。

気候の特徴でいえば、いわずもがな、亜熱帯で年平均気温は23.6℃(東京は15.4℃)。とくに湿度が高いのと、スコールのような雨が局地的に(宮古島はそんなに大きな島ではないのですが、島の一部だけに)降ってくるようなこともあるのが特徴です。

あと気候面での強敵は、台風。接近する台風の数自体は四国や紀伊半島に比べると少ないとも言われていますが、強力なまま接近してくるので被害も大きくなるケースが出ています。日本の観測史上1位の瞬間最高風速は50年以上前の第2宮古島台風の85.3m/sで、いまだに破られていません…。

生き物でいえば、ハブがいないというのが大きいです。沖縄の大きな島でハブがいないのは宮古島くらいだそうです。

そして。なによりも海。サンゴに囲まれた島の周辺は、シュノーケリングやダイビングの絶好のスポットがたくさんあります。宮古島だけでなく、周囲(橋でつながっている)の池間島、伊良部島、下地島なども含めると、さまざまなスポットが楽しめることまちがいなし!

ちなみに、海水浴をする場合には、整備されていないビーチが多いため、シャワーやトイレがなかったり、監視されていない場所もあったりします。整備されていない場所での行動については、くれぐれも自己責任で。

宮古島の人を取り巻く環境

このように、美しい自然に囲まれている宮古島。生活環境や仕事に関する環境はこれまでの記事で触れてきたのでさておき。離島という環境もあり、独自の文化や人間関係が形成されています。とくに地元の人同士の結びつきは強固なようです。逆にいうと、そういった地元の人同士のつながりにうまく関わっていけば、「みんな家族」というように、とても良くしてもらえるのも特徴です。

あとは、移住者は意外と多いので、移住者同士のネットワークはそれなりに存在するそうです。ただし、そのネットワークで結局疲れてしまって、Uターンしてしまうケースもあるのだとか。

このあたりの人との関わり方は、宮古島にかぎらず、移住するなら重要なポイントになる部分だと思いますので、事前に十分情報収集した方が良さそうです。僕自身も、まだ情報が足りないなと思っていたりするので。