南国のリゾートビーチといえば、白い砂浜、青い海!
…というのが定番ですが、南の島の海岸には、こんな海岸もあるんだ!?という新たな発見を与えてくれるのが今回取り上げるホノホシ海岸です。
ホノホシ海岸とは
ホノホシ海岸は奄美大島の南端に位置しており、太平洋に面しています。切り立った岩に囲まれた小石が転がるビーチがもっとも有名ですが、それ以外に洞窟や広場があり、人里離れた海岸ですが駐車場やトイレも整備されています。
ホノホシ海岸の見どころ
ホノホシ海岸の一番の見どころは、丸い石が多い海岸。実はこの海岸は荒波が打ち寄せ、波にもまれて丸くなった石が溜まっているのです。パッと見は川の流れでもまれた石が転がっている河原みたいなのですが…そこに広がっているのは太平洋。ここは海岸、なのです。
そして、この丸い石が波にもまれて転がる音がまた特徴的。波の音とともに石が転がり、ぶつかり合う音が響く、独特の雰囲気を楽しめる海岸です。
ちなみにこの石を持って帰るのは厳禁だそうなので、もし訪れることがあっても持ち帰らないよう気をつけてください。でないとなにやら恐ろしいことが起こるのだとか…?
ただ、荒波が打ち寄せる、という特徴ゆえに海水浴には適しません(海水浴は近くのヤドリ浜に行くのがオススメ)。とはいえ海岸、洞窟、岩場、それに広場のある公園(ちなみにこの公園にはイソノギクという珍しいキクが生息しており、10月~12月ごろに満開を迎えるそうです)など、見どころはたくさん。
くわえて、カツオやタコ、伊勢エビ、タイなどの釣り場として知られており、周辺の海辺では船釣り・磯釣りもできます。釣り好きな方はチェックしておきたいポイントです。
ホノホシ海岸へのアクセス
ホノホシ海岸へのアクセスは、途中までヤドリ浜と同じルートになります。奄美空港からは、名瀬(奄美市)→古仁屋(瀬戸内町)へ向かい、古仁屋から県道626号線で東に進むルートです。
車の場合は空港→名瀬が50分、名瀬→古仁屋が1時間、古仁屋→ヤドリ浜が20分程度。トータルで2時間ちょっとで到着できると思います。バスの場合は、空港から2時間半かけてまず古仁屋(海の駅)まで移動。その後ヤドリ浜行きに乗り換えて30分程度、というところです。
公園の駐車場に駐車すれば、そこから少し歩けば海岸に到着。ちょうど良い散歩になるくらいの距離です。