美しい海岸がたくさんある奄美大島。とくに島の北部・南部に点在する海岸は、アクティビティのスポットとして有名な場所も多いのですが。今回ご紹介するのは、島の中部に位置する美しい海岸です。
国直海岸とは
奄美大島の中心部、奄美市名瀬から車で30分。大和村の国直集落にある海岸です。集落の人たちによって大切にされている海岸で、ウミガメの産卵地としても有名だそうです。そのため、最近海岸に「国直ウミガメ公園」というきれいな公園ができました。
駐車場だけでなく、シャワーやトイレなども整備されており、海水浴やシュノーケリングなども楽しめます。冒頭でも述べたとおり、観光客向けのアクティビティが充実しているのは、北部の奄美市笠利と南部の瀬戸内町が多いため、そちらに比べると観光客は比較的少ないといわれています。
国直海岸の見どころ
先程述べた海水浴やシュノーケリングで楽しむだけでなく、国直海岸に至る集落を散歩するだけでも、南国ののんびりした雰囲気が味わえて満足することまちがいなし。ウミガメもやってくる砂浜とサンゴの広がる海は、眺めてよし遊んでよしです。
もっとディープな体験をしたいなら、「国直集落まるごと体験交流」に申し込んでみるのも楽しいと思います。
また、名瀬方面から国直海岸に向かう途中には、「宮古崎」という東シナ海を一望できる、夕日の名所があります。しかもここ、2018年の大河ドラマ「西郷どん」のオープニングの一部映像のロケ地でもあります。
ね、これはもう、行くしかないでしょ!ただし駐車できる場所から結構歩かないと(20分くらい)、宮古崎には到着しませんので、暑い日などはとくに気をつけて。
国直海岸へのアクセス
名瀬方面からは県道79号線で山を上り、下っていくと右手に宮古崎に通じる駐車場があり、それをさらに少し先に行くと国直集落が見えます。ので、ここをまた右手(海側)に進んでいくと海岸に到着します。
駐車場はじめ、案内は出ているので注意深く見ていけば多少迷うかもしれませんがそのうち到着すると思われます。名瀬から30分くらいですので、空港からだと1時間20~30分くらい時間がかかると思っておくと良い感じではと。
バスで行く場合には、名瀬から今里行きのバスで国直で降りて少し歩くと海岸に行けますが、バスは本数が少なかったりしますので、くれぐれもお気をつけて。