奄美大島に伝わる、平家落人伝説。その舞台のひとつが、奄美大島中部の岬、嶺山公園です。奄美大島に住んでいてもあまり行くことがないかもしれない嶺山公園。一体どんな場所なのか、ご紹介します。
嶺山公園とは
嶺山公園は、源氏との最終決戦、壇ノ浦の戦いで敗れ逃げ延びた平家の落人が海を見張るための見張り所を置いたと言われている場所です。
現在は展望公園として整備され、見晴らし台や展望台が設置されているので、周囲の絶景を楽しむことができます。ちなみに展望用の公園ですので、特に遊具や広場などが整備されているわけではありません…(駐車場はちゃんとあります)。
嶺山公園の見どころ
嶺山公園は、奄美大島の中部に突き出した岬の上に位置しているため、奄美大島の海岸線が良く見えるのが特徴のひとつです。さらに、天気が良ければトカラ列島まで見えることも。
東シナ海側なので、夕方は一面の水平線上に落ちる夕日を楽しむことができます。冬にはホエールウォッチングができるので、双眼鏡を持っていくと良いかもしれません。
ちなみに、展望台には駐車場から登っていく形になりますが、階段などが結構急なので、気をつけて上り下りしてください(靴によっては厳しいかも…)。
嶺山公園へのアクセス
まず車じゃないと行けないので、車で行くことが必要です。
名瀬方面からは県道79号線を南に進んで45分程度進んだ右手になります。途中、結構山道を越えていくことになりますが、一本道でずっと79号線沿いを進めば大丈夫なので、道に迷うということはあまりないと思います。
トイレなどは嶺山公園自体にありますが、コンビニなどのお店は近くにはないので、飲み物や食べ物は名瀬で調達した上で遊びに行くのがオススメです。