日本人って、真面目すぎなんですよね。
なにが真面目って、リゾートでバカンスだから好きにくつろげばいいのに、「せっかく南の島に来たんだから、楽しまなきゃッ!!!」って、予定めいっぱい入れる。
先日バリに行ってきたんですが、バリでくつろいでる外人なんて、アクティビティ出るどころかビーチのそばで寝っ転がって日光浴しているだけですよ?一方その頃、日本人集団でバリに行った僕らは到着後夕食を食べお酒を飲み。3時に寝て6時に起きて離島に向かっていました…。
というわけで、せっかく奄美大島までやってくるのなら、ゆっくりくつろぎたい…という方におすすめの過ごし方をいくつかご紹介します。せっかく来るなら、のんびりする日を1日くらいつくると良いと思いますよ(笑)。
マングローブでマイナスイオンを摂取
まずはマイナスイオンです。これを摂取しなくては癒やしとは言えません。
そこでおすすめなのがマングローブ。
「でも、マングローブってカヌー漕がなきゃいけないんでしょ?結局アクティビティじゃん」と思うなかれ。もちろん、カヌーを自分で漕ぐのも楽しいのでそれはそれでおすすめ!なのですが。
マングローブをガイドさんが漕ぐ船に乗るだけで楽しめる、観光遊覧船なるものがあるのです…!
船は漕いでもらって、のんびり座ってマングローブを眺めながら、マイナスイオンをいっぱい吸い込む。これほどの贅沢はありません。
なお、カヌーだとやっぱり漕いでいる時間が長くなってしまうので、写真や動画を撮影したい!という場合にもこの観光遊覧船、実はおすすめです。ただし満潮など限られたタイミングでしか利用できないので、事前に問い合わせ・予約は必須です。
原生林でマイナスイオンを浴びる
マイナスイオンの入手先は他にもあります。
めずらしい生物ももりだくさんの亜熱帯植物の聖地、金作原原生林です。
散策しながらマイナスイオン浴び放題。自然の真っ只中でリフレッシュできることまちがいなし!まあ、歩きすぎるとハンパない汗が出るというウワサもありますが…。
ちなみに金作原原生林はガイドさん付きでないと入れなくなったようなので、事前にガイドをお願いしておくようにしましょう。
滝を眺めてマイナスイオンを感じる
マイナスイオンは、滝から感じることもできます。
あまりイメージがないかもしれませんが、奄美大島は山がちな地形ということもあり、アランガチの滝、マテリヤの滝、フナンギョの滝、といった比較的大きな滝があります。それぞれの滝ごとに異なる特徴があるので、滝を巡るだけでも楽しめることまちがいなし!
比較的近くまで車で行けたりもしますが、結構山の中に入っていく感じにはなり、空港からはだいぶ距離がある場所になるので、訪れる際には場所の確認をしっかり行なってくださいね。
亜熱帯気候で暑い日が多い奄美大島においては、海だけではなく滝で楽しむというのも、通な楽しみ方ですよ。
絶景を眺める
そしてもちろんこれ。絶景を眺めてのんびり、というパターンですね。
絶景を眺められる場所には公園や展望台があるため、そういった場所で景色を眺めてのんびり過ごすというのも、癒やしの時間になることはまちがいありません。
ただし、ふつうに海を眺めるだけでも海がきれいなので絶景だという説もあるくらいなので、あっちこっち絶景を巡ろう、なんて言い出すと全然のんびりできず絶景めぐりツアーが始まってしまうのでご注意ください…。
ビーチでのんびり過ごす
冒頭に述べたリゾートにいる「ザ・外人さん」のようにビーチで優雅に過ごす時間をつくるのもオススメです。美しい景色、潮の香り、波の音。
その場にいるだけでもう贅沢です。なんであんなに波の音って癒やされるんでしょうね。
施設が整った、ザ・リゾートなビーチに行くもよし、素朴な海岸がそのまま残る、人気の少ない美しいビーチでのんびりするもよし。
気が向いたら海に入って、一通り遊んだら日陰で涼んで。日光浴して、読書して。そんな1日を過ごすと、きっと都会でたまった心身の疲れをデトックスできますよ。
リゾートホテルでのんびり過ごす
ビーチなども含め、リゾート感を楽しむのであれば、リゾートホテルなどでのんびり過ごすと贅沢ですよね。ただ、奄美大島のリゾートホテルは(とくに北部は)やや古いところが多いので、いわゆる、「ザ・リゾート」に慣れている方には物足りないところもあるかもしれません…。
とはいえその分お値段がリーズナブルだったり、なんだかんだいってホテルからの眺めがサイコー!だったりするので、逆にお得という考え方も。
ほんとに「ザ・リゾート!」な空気を楽しみたい方にオススメなのは、空港に近い北部ではヴィラタイプの「ネストアット奄美」、空港から車で2時間ほどかかりますが、南部の美しい海を楽しめるのは「ザ・シーン」。
ともに美しい海を眺められる立地であり、リゾートとしてのサービスも充実しています。ただ近くにコンビニなどがない不便といえば不便な場所なので、それは覚悟しておいてください(笑)。
加計呂麻島でのんびり過ごす
時間がある場合には、空港からは遠いですが、南部の古仁屋からフェリーに乗って移動し加計呂麻島に行ってしまうのがオススメです。
自然がそのまま残っているこの島にくれば、完全に別世界に来たような感覚を味わえることまちがいなし。島の空気感全体が、癒やしの時間を演出してくれます。
もちろん、これまでにあげたようなビーチでのんびりしたり、絶景を眺めてのんびりしたり…ということができるスポットもたくさんあるのでご安心ください。
夜は星空を眺めよう
どんな楽しみ方にせよ、夜晴れているなら星空を眺めに行けばステキな体験ができます。
都会に比べて圧倒的に人工光が少ない島では空が近く感じられ、天然のプラネタリウムが楽しめます。
海岸で波の音を聞きながら星空を眺める…なんてもう最高ですよね。ただしウミガメが産卵する季節があったりするのと、人里離れた場所は夜はハブが出る場所も多いので、くれぐれも注意してお過ごしください…。
奄美大島に来るなら、のんびり過ごす日をつくって、充電しよう
リゾート!めいっぱい楽しもう!…というのも、もちろん良いことなのですが、せっかくなのでのんびりする日をつくって充電するというのもオススメの過ごし方です。
とくに奄美大島はリゾートとして作り込まれている場所が少ないので、ゆったりと自然を楽しみ、気分転換できるスポットが数多くあります。奄美大島に来る際にはぜひ、そんな予定も含めてみてはいかがでしょうか?